【開催主旨6】特別支援学校の調査からわかった課題

開催主旨より

【開催主旨6】特別支援学校の調査からわかった課題

手記 北澤 裕美子

  • 退職した人の理由で一番多いものは、仕事ができるので期待され、そのプレッシャーでつぶれてしまうことである。
  • 就労後3年目くらいから、継続できるかどうかは、家庭環境も大きく影響している。親の励ましなどのフォローが必要である。
  • 高等部は、一人で通うことが条件だが、半数は親が車で送迎。自転車通学の子は、粘り強く、体力もある。自転車通学を勧めても、危ないと親がやらせない。
  • 15時終了で、放課後1時間部活動がある。部活動している子は、社会性(挨拶・コミュニケーション力)や体力もつくので、就労が可能になる。 企業を目指している子でも、それら活動などしていないですぐ家に帰る子は、忍耐力や体力もなく、就労は難しい。 そのような状況から、卒業後にすぐ一般就労できる生徒は少ない。 それで卒業後2~3年はまず障がい者施設に入り、訓練しないと就労には結びつかない。
  • 集団に入れない子が多い。親が家から出さずに育ててしまう子どももいる。転校しても学校に行かれない子もいる。
  • 重度の子は、受け入れ企業がない。
  • 学校によっては、高等部2年生から一般就労を目指す生徒には、自力通学を条件にしているが、その学校により対応が違う。
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